子どもの可能性を信じましょう
子どもって、信じられないくらいの可能性を持っていますね。
いえ、漠然とそう感じているだけではないんです。
「子どもの可能性の凄さ」について、身をもって知ったのは、私の娘の変化からなのです。
娘は、小学生まで、外遊びをあまりしない子でした。運動好きでもなく、足も遅いほうでした。
小学6年生の時のスポーツテストでは、短距離走も遅いし、シャトルラン(往復持久走)ではクラスで2番目にダメだったそうです。
でも、その結果に私も驚かないし、ま、そうだよね、くらいに思っていました。
だって、全然運動しないし、親も特別運動好きということもなく、まぁ、そんなものかなと。
さて、その頃、娘は体形が丸くなってくると同時に、太ることを気にし始めました。
それで、中学に入ってから、ソフトテニス部に入ったんです。
その頃の娘の中学の女子ソフトテニス部は、学内で一番練習がキツイと誰もが認めていました。
土日は午前から夕方まで、みっちり練習し、時間通りに終わることもありません。
年に休みはお盆の五日間と、年末年始の三日間(大晦日と元旦と2日)のみ…(ええ、親も色々大変でしたよ ^^; )
その練習の日には、毎日のように外周を何周も走ります。そして、最後に必ず競争するんですね。
そうしているうちに、娘は、なんと、テニス部の部員全員の中で毎回3位以内に入るようになりました。
そして、なんと駅伝大会の学校代表選手になったのです。
びっくりしました~
だって、私としては、「運動は得意でないんだし、ま、ダイエットになるから楽しめば~」と思っていたんですからね。
そんな風に成長できるとは!
しかも、その次の年の運動会のリレーのメンバーにも選ばれました。
…持久走だけでなく、短距離まで速くなるとは!
「伸びしろですね~」(by本田圭佑)
…ほんと、そう考えるのって大事~
それまで、「この子は運動に才能はないだろうから」なんて、どこかで思っていた自分を反省しました。
大人は、その時のその子の状態を見て、「この子は才能がある、将来有望だ」とか、「この子はあまり大成しないだろう」とかと判断しがちですが、いえいえ、そんな予想なんて意味はありません。
というか、そうレッテルを貼ってしまうことこそが、その子の可能性を潰してしまう原因です。
人は「私はこのくらいなんだな…」と思えば、そう振る舞うことになってしまうからです。
そう。自分のことをどう思っているか、ということは、とても大切なんですね。
子どもの可能性は、親であろうと、コーチであろうと、先生であろうと、測れるものではありません。
可能性は無限!
「好き」とか「やってて楽しい」とか「気持ちがいい」とかっていう、“前向きスイッチ”が入れば、子どもは放っておいてもグングン成長していきます。
…ちなみに、娘はテニスのほうはギリギリ試合に出れるか出られないか、というところでした。
走ることは気持ちが良くて好きになったそうなのですが、色んなゴタゴタのある部で、テニス自体は楽しめてなかったらしく…心、気持ちの影響というのは、ほんと大きいと思います。
ぜひ、あなたも、子ども達の可能性を信じ、見守ってあげてくださいね!
…次回、“前向きスイッチ”についても、お話したいと思っています♪